海ゴミゼロを目指して
「きのこの山」と「たけのこの里」
どちらが好きかといったら
「たけのこの里」が好きな看護師の松山です。
皆さん、「藤前干潟」ってご存知ですか?
藤前干潟は、人口200万人が住む大都市である名古屋市内にあります。
庄内川、新川、日光川の3河川が合流する河口部に位置し、
潮が最も引いたときには、
238ヘクタール(東京ドーム50個分)という広大な干潟が現れます。
干潟は、潮の満ち引きで多様な環境が作られ、多くの生き物が生息しています。
〜藤前干潟の歴史〜
1981年、年々増えるゴミに対応するために
藤前干潟をごみの埋立処分場にする計画が発表されました。
藤前干潟を守りたいとの市民の声が高まり検討した結果、
「ごみの処理も生き物もどちらも大切」として、
1999年1月、埋立計画を中止し、
2月にごみを大幅に減らすことを呼びかける
「ごみ非常事態宣言」を出しました。
名古屋市中の人々が力を合わせて分別・リサイクルに取り組んだ結果、
ごみの量は大きく減りました。
その後、藤前干潟は、
たくさんの渡り鳥が休みをとる世界的にも重要な湿地として、
2002年11月18日にラムサール条約に登録されました。
HPより引用:藤前干潟 ~人と自然をつなぐ翔橋~|トップページ (env.go.jp)
そんな藤前干潟のことを知り、年2回行われてる
「藤前干潟クリーン大作戦」に3年目3回目の参加をしてきました😊
毎回、子供から大人まで、
個人から企業関係と多くの人が参加しており
関心の高さが伺い知れます。
海ゴミというと皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
拾っていてやっぱり多いのはプラスチックゴミで、
食品を包んでいたもの、ストローなどが多かったです。
今、問題になっているマイクロプラスチックゴミ
(直径5ミリメートル以下の小さなプラスチックのこと)も多く、
一つ一つ指で摘んでゴミ袋へ入れるという途方もない地道な作業でした。
沢山のゴミの中で驚いたゴミがありました!
①針つき注射器
②錠剤
③点眼薬の空き容器
④自己注射用と思われる注射針
本来、注射針は医療廃棄物として処理をするもので、
自己注射されてる方は医療機関に持っていって処理をしてもらう物です。
どういった経緯でこの藤前干潟にゴミとしてあるのかは分かりませんが、
一人一人モラルをもった行動が必要であると思いました。
「イルカのいる海が好き」
はじめて参加した時にテレビ取材を受け、息子が言った言葉です。
未来へ繋げるためにも、普段の生活からゴミについて考え行動していけるといいですね!
海ゴミゼロを目指して✨