関節リウマチの勉強会に参加してきましたので

勉強会で学んだ内容をブログでシェアしたいと思います。

 

 

関節リウマチとは

自己免疫疾患の一種で、

 

免疫の異常により、

関節の腫れや痛みが起こる病気です。

 

通常であれば

外から入ってきたウイルスなどに対して発動する免疫システムが

なぜだか分からないけど正常な体の中で誤作動を起こして

関節の炎症や変形、痛みなどで

日常生活に支障をきたしてしまうというものです🦠

 

関節の炎症や変形が目立つので

リウマチ＝関節の病気というイメージが強く

朝、手指がこわばったりすることが有名ですが

 

・全身の倦怠感（なんかだるいなーみたいな感じ）

・微熱が続く（よく風邪ひくわーってのを振り返るとリウマチだったなんて事も）

 

関節以外の症状もリウマチが原因で引き起こすことがあります。

 

 

症状が悪化してから治療をするより

初期から治療をスタートした方が状態の悪化が防げるそうです。

 

当たり前のことですが

早期発見！早期治療！が何より大事ってことですね🙂

 

 

治療としては

免疫システムの誤作動による炎症を薬でコントロールしていくことが

スタンダードな方法となっていきます。

 

ただやみくもにお薬を使うだけでなく

治療していくにあたって

患者さん一人ひとりゴールや目的が変わっていきます。

 

 

Treat to Target（T2T）：トリート トゥー ターゲット

（関節リウマチの治療を目標を定めて行おうという世界共通のガイドライン）

という考え方があるそうです。

 

・痛みは残るけど問題なく生活が出来ればいい

・生活は普通に出来ているけど痛みが気になるから痛みをゼロにしたい

・今は痛みがないから薬を使いたくない　など

 

患者さんそれぞれに事情がある中で

5年後・10年後を見据えて患者さんの希望を組みながら

治療にあたっていくことが大切になります

 

 

以前のブログにあげた乾癬性関節炎もそうですが

（https://kyomeiclinic.com/?p=10452）

似たような症状を出す病気はまだまだ沢山ある中で

 

小さな症状一つを軽く思わず、

丁寧に診ていくことでしか解決に向かわないこともあるからこそ

スタッフ全員で新しい情報を入れながらアップデートを続けていきます。

 

何か心配なことがございましたら、

ご相談ください。

 

 

 

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