外反母趾を悪化させないための対策とは?
こんにちは!
今回は 「外反母趾」 についてお話しします。
外反母趾と聞くと、大人の女性に多いイメージがあるかもしれませんが、
実は 小学生のお子さんにも見られることがあるんです。
先日、小学2年生のお子さんが「足の親指が痛い」と来院されました。
外反母趾は放置すると進行してしまうことがあるため、早めの対策が大切です!
そこで今回は、外反母趾を悪化させないためにできることをご紹介します。
靴の選び方や歩き方のポイントを知って、足の健康を守りましょう!😊
外反母趾とは、足の親指が「くの字」に変形し、
小指側へ曲がってしまう状態のこと。
進行すると 痛みが出たり、歩きにくくなったり することがあります。
外反母趾になりやすい人の特徴
✅幅が狭い靴や先の細い靴を履いている
✅ 足の指をしっかり使えていない(浮き指の傾向がある)
✅ 偏平足や、足のアーチが崩れている
✅ 歩き方にクセがある
特に 成長期のお子さんは、
足の骨が柔らかく、影響を受けやすい ので注意が必要です!
外反母趾を悪化させないためにできること
① 正しい歩き方を意識する
歩き方のクセがあると足に負担がかかり、外反母趾が悪化しやすくなります。
正しい歩き方のポイント
👣 かかとから着地し、つま先でしっかり蹴り出す
👣 足の指を使って踏ん張る(浮き指にならないように!)
👣 猫背にならず、背筋を伸ばして歩く
特に「かかとから着地すること」が大切!
ペタペタ歩きになっていないか、一度チェックしてみてくださいね。
② 足の指やアーチを鍛える
外反母趾の原因の一つに 足のアーチの崩れ があります。
アーチを支えるために、足指のトレーニングを取り入れてみましょう!
おすすめのトレーニング
タオルギャザー(タオルを足の指でたぐり寄せる)
グーパー運動(足の指をグー・パーと動かす)
どれも 1日3分程度 でOK!スキマ時間にやってみてください😊
③ 足に合った靴を選ぶ
「靴のサイズが合っていない」
これが 外反母趾を引き起こす大きな原因のひとつ!
正しい靴の選び方
足のサイズに合った靴を選ぶ(指先に1cmほど余裕があるのがベスト)
靴ひもはしっかり締める(つま先はややゆるめに)
かかとがしっかりホールドされるものを選ぶ
今履いている靴のインソールを外して、指の跡をチェックしてみましょう!
指の跡が前方に寄りすぎていたら、サイズが合っていない可能性があります💡
④ 必要に応じてインソールを活用する
足のアーチが崩れている方は インソールを使うのもおすすめ!
特に、横アーチをサポートするインソールを使うと、足への負担を軽減できます。
当院では、体重をかけた状態とかけていない状態のレントゲンを撮ることで、
足のアーチの変化をチェックしています。
必要に応じて、
オーダーメイドのインソールを処方することもありますので、
お気軽にご相談くださいね😊
靴を履くと足の親指が痛い
以前より親指の付け根が出っ張っている気がする
歩くと足が疲れやすい
こんな症状がある方は、早めに専門家に相談しましょう!
特に成長期のお子さんは、足のケアがとても大切。
痛みがなくても「ちょっと気になるな…」と思ったら、
一度チェックしてみるのがおすすめです!
外反母趾は 早めに対策することで進行を防ぐことができます!
今日からできる4つのポイント
✅ 正しい歩き方を意識する(かかとから着地、つま先で蹴り出す)
✅ 足の指のトレーニングをする(タオルギャザー・グーパー運動)
✅ 自分に合った靴を選ぶ(サイズ確認&靴ひもをしっかり締める)
✅ 必要ならインソールを活用する(足のアーチをサポート)
「これって外反母趾?」と気になる方は、
ぜひ一度チェックしてみてくださいね😊
あなたの足の健康を守るために、一緒に対策していきましょう✨