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指が引っかかって伸びにくい?その原因と治療法

[2025.02.12]

ふと指を伸ばそうとしたときに

「指を伸ばそうとしたら、引っかかってスムーズに動かない
そんな症状に心当たりはありませんか?

この症状は「ばね指」と呼ばれるものかもしれません。

 

 

ばね指とは?

指を曲げ伸ばしする際に使う「屈筋腱(くっきんけん)」は、

指の腱鞘(けんしょう)というトンネルの中を通っています。

使い過ぎによって腱や腱鞘が炎症を起こし、トンネルが狭くなることがあります。

 

その結果、

腱の動きがスムーズでなくなり、指が引っかかったように感じたり、

無理に動かすと「ガクン」と跳ねるような動作になるのです。

 

この症状を「弾発指(だんぱつし)」といい、

一般的に「ばね指」として知られています。

 

 

ばね指の主な原因

ばね指の原因の多くは、指の酷使による炎症です。

特に、以下のような方に多く見られます。

·        指をよく使う職業や作業をする方

  (パソコン作業、ピアノ演奏、料理、裁縫など)

·        更年期の女性(ホルモンバランスの変化による影響)

·        妊娠・出産期の女性(ホルモンの影響や抱っこによる指の負担)

·        糖尿病やリウマチをお持ちの方(腱や関節の炎症が起こりやすい)

 

 

ばね指の治療法

ばね指の治療には、症状の程度に応じた方法があります。

🩹安静にする

指の使い過ぎが原因なので、できるだけ指を休めることが大切です。

📏テーピングや装具で固定

テーピングや装具を使って、指の動きを制限し、負担を軽減します。

💉注射治療

痛みが強い場合は、炎症を抑えるためにステロイド注射を行うことがあります。

🔪手術(腱鞘切開術)

症状が繰り返し発生する場合や、日常生活に支障が出るほど悪化している場合は、

腱鞘を切開する手術を行うこともあります。

 

 早めの受診をおすすめします!

ばね指は放置すると悪化することがあります。
違和感や痛みを感じたら、早めに医師に相談しましょう。

当院でも診察を行っていますので、症状がある場合にはお気軽にご相談ください。

 

 

🔍 まとめ

·        指を伸ばそうとすると引っかかる場合は「ばね指」の可能性あり

·        原因は指の使い過ぎによる腱や腱鞘の炎症

·        安静、テーピング、注射、手術などの治療法がある

·        放置せず、早めの受診が大切!

 

気になる症状がある方は、当院までご相談ください。

 

 

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