感情で痛みを制御できるとしたらどうしますか?
イライラしたり、腹が立ったり怒りの感情が湧き出てくるときはありませんか?
先日、デイケア介護スタッフの勉強会で
アンガーマネジメントについて学びました。。
アンガーマネジメントとは、
怒りの感情をコントロールして上手に付き合う為の心理的トレーニングとあります。
いくつかの質問に答えると
自分の怒りが診断できる『怒り診断』をスタッフ全員でやってみました。
怒りのタイプは6つあります。
1.道徳やマナーに対して深くこだわる公明正大タイプ
2.向上心が強く努力家で完璧主義の博学多才タイプ
3.自分に自信があり信念を持っていてプライドが高い威風堂々タイプ
4.柔和そうに見えて実は強い意志を持った外柔内号剛タイプ
5.真面目で几帳面な性格で周囲への警戒感が高い用心堅固タイプ
6.素直で行動力がある天真爛漫タイプ
お互いの事を知る為に結果を一覧にしてみたところ…
面白い事にスタッフの怒りのタイプがバラバラで
怒りのポイントが違っている事に気づきました。
これだからチームとしてバランスよく成り立っているんだなと気づけた面白い診断でした🌞
整形外科に来られる方の患者様の中に、
初めのころは感情的ですごく怒りっぽいような雰囲気に感じてしまう方がいます。
痛みが改善されてくると、
ビックリするくらい穏やかで優しい方で
笑顔がとても素敵な方だったんだと気づかさせることも多く経験します。
痛みは怒りという感情を生み、人格さえも変えてしまうことがあります。
逆に、常に怒りっぽい方は痛みを感じやすかったり、
慢性的に痛みを抱えていることが多い傾向にあります。
怒りの感情はセロトニンやオキシトシンといった
幸せ感情をつかさどるホルモンが少なくなってしまいます。
幸せな感情が得られにくくなっている状態だと
どんなことでもマイナスにとらえてしまったりして痛みを感じやすくなってしまいます🥲
ここまで聞くと怒りの感情が悪いようにも思えてきてしまいますが
怒りは自身を危険から守るために働く生存本能の一種とされています。
ネガティブな感情ではなく生存感情ですね。
なんだか最近怒りっぽいなと感じたときは
今、生存感情が頑張っているな!!
↓
ってことは、自分めっちゃ頑張っているってことじゃん!
みたいに変換してみてください。
めっちゃ頑張ってるって自分を認めてあげれるだけで
オキシトシン・セロトニンが分泌すされやすくなって
痛みを感じにくい状態に一歩近づきます😊