メニュー

その手のこわばり、もしかして「メノポハンド」かも?

[2025.05.07]

こんにちは!

GW明けたばかりですが、すでに真っ黒に日焼けしている🌞🌞

リハビリテーション科の水野です。



「朝起きたら指がこわばってる…」

「最近、ペットボトルのフタが開けにくい…」

そんな症状、感じたことはありませんか?

 



実はこれ、「メノポハンド」と呼ばれる症状かもしれません。

 

メノポハンドってなに?

メノポハンドとは、

更年期(閉経前後の時期)に起こりやすい、

手のこわばりや痛みのことです。


女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって、

関節や腱に負担がかかりやすくなり、

指がこわばったり、動かしづらくなったりします。



よくある症状はこんな感じです。


• 指が動かしにくい、こわばる

• ペットボトルのフタやドアノブが回しづらい

• 指を曲げると痛い

• 細かい作業がしづらくなった

• 指が「カクン」と引っかかる(ばね指)



これらは年齢とともに誰でも起こりうること。

特に40代〜50代の女性に多くみられます。

 

リウマチとの違いって?


「リウマチですか?」

と聞かれることも多いですが、実は少し違います。

 

 

メノポハンド

関節リウマチ

原因

更年期のホルモン変化

自己免疫の異常

痛み

動かし始めが辛いが徐々に楽になる

朝のこわばりが長く続く

関節変形

基本的にない

放置すると変形することも

血液検査

異常なしが多い

特定の数値が上がることあり

 

症状が似ていても、治療方法や経過が違うので、

「自己判断せず、気軽に相談してほしい」と私たちは思っています。



京命クリニックのサポート

当院では、医師と理学療法士・作業療法士・柔道整復師が連携して、

• 手の使い方のアドバイス

• ストレッチや温熱療法

• 必要に応じた薬の処方や注射治療など、

患者さんの症状に合わせて無理のない治療を行っています。



さらに、

月に一度、土曜日に手の外科専門医による診察も行っております。

「この症状、手の病気かも?」「ばね指の相談をしたい」など、

専門的な診察をご希望の方にも対応しています。

 


最後に

手の不調は、日常生活の小さなストレスになります。

でも、その「ちょっとした違和感」にちゃんと向き合うことが、

今後の快適な暮らしにつながります💞



京命クリニックでは、

からだだけでなく、こころも元気になれる診療を目指しています。


いつでもお気軽にご相談くださいね😊

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME