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交通事故の当事者となってしまったら

[2020.06.25]

交通事故が起きやすい時はいつでしょうか?

 1年の中では、12月の発生数が最多です。
特に夕方以降は発生数がふえます。
暗くなり始めの時間帯は周囲が見にくいため注意が必要です。また、雨の降り始めは、特に路面が滑りやすく危険性が高まります。

車間距離を広くとり、スピードを落とし、走行することが大切です。雨が降ると当然ワイパーをつけますが、 視野が悪くなります。梅雨の間は、普段以上に意識が 必要です。また、夜間や豪雨時には、休憩の確認をするようにしましょう。

これらのことを意識し、事故予防を心がけましょう。

 

交通事故後は、まず整形外科に受診ください
交通事故の患者様の多くは、整形外科に受診されます。
警察への診断書作成、人身事故扱いにするためには医師が診察後に作成する診断書が必要です。

 

初診で救急病院へ行くほうが望ましい場合があります
事故直後から強い気分不快、意識消失、頭部強打、激しい出血、嘔吐、歩行困難がある場合は脳内出血、動脈損傷、多発骨折、腹部損傷などの可能性があるため2次救急以上の施設に受診して、損傷がないか評価をして頂くことをお勧めします。

それ以外の方々や判断に迷う場合には、整形外科クリニックを受診してください。
なお、緊急でない場合は受診前に、関連する保険会社に事前連絡しておくと支払い方法での混乱を防ぐことができます。

 

診察受診までの適切な期間
前述したような激しい症状の場合は、早期に2次救急以上の施設に受診する必要があります。
それ以外の方は、当日または数日以内には受診を一度するようにしましょう。
受傷後に症状があっても忙しい等の理由から経過観察をしている方がおられます。しかし、症状が続く、または悪化してくる場合は、数日から長くても1週間以内には一度受診されることをお勧めいたします。

受傷後から初診まで長期間経過した場合、例えば、症状があるにも関わらず、1か月以上経過して受診した場合には、事故が原因の痛みと判断できない場合があります。そうなりますと十分な治療が自動車保険では受けられない可能性があります。

また、強い痛みやしびれを我慢することが続く場合には症状が改善しにくく、慢性痛につながる可能性があります。そのような理由から早めに整形外科に受診することをお勧めします。

検査について
当院では、症状に応じ、診断に必要な検査を行います。
具体的には、レントゲン検査、エコー検査、徒手(としゅ)検査による疼痛、圧痛、腫脹、しびれ、筋力、関節可動域などについて症状確認を行います。 
必要時にはMRI検査をお勧めすることもあります。

 

治療について
交通事故後の患者様は多彩な症状にたいして相談されることがあります。
診断後には、診断内容、症状に応じた適切な加療を進めていきます。
患者さんの加療内容は、その方の生活状況により、異なってきます。
一人ずつの話を聞き、適切な内容を決めていきます。

痛み、しびれについては、内服、湿布、クリームなどの処方をします。
また、状況に応じてギプス、サポーター及び装具による患部の安静治療を行います。

疼痛の改善のために運動器リハビリやトリガーポイントなどの注射処置をすることがあります。

適切な治療にもかかわらず、改善が乏しい慢性的な痛みの経過をしめす場合は、保険会社に了解を得た上で、 鍼灸(しんきゅう)治療を開始する場合があります。

ホームページ内ブルーゾーン鍼灸治療を参照ください。

 

不明なことがありましたら、当院受付 電話番号 

0527763331へご連絡ください。

当院ホームページ 事故についてのページ  

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