毎日の歩数であなたの健康度合いが分かります。
「健康のために歩きましょう」とよく言われますが、
実際どれくらい歩けばよいのでしょうか?🚶🚶♂️
厚生労働省の目安では、
成人は1日8000歩前後、高齢者では5000歩程度が推奨されています。
しかし、リハビリやデイケアで患者さんとお話しすると、
「私なんて毎日1000歩も歩いてないわ〜(笑)」
と冗談交じりにお話しくださる方も少なくありません。
体力・筋力が低下してしまい、
本当に1000歩も歩けないという方もいらっしゃいます。
こうなるとまず必要なのは運動ですが、
それ以上に食事療法の併用が不可欠になります。
一方で、歩けるけど歩いていない方は、
現在進行形で筋肉がどんどん減っている状態です。
筋肉は驚くほど早く衰えてしまい、
わずか1週間動かないだけでも筋力が低下するという研究結果もあります。
しかし、逆に筋肉を増やそうと思っても、
最低でも3ヶ月以上の継続的な運動が必要とされています。
つまり、筋肉はすぐに減るのに、戻すには時間も努力もかかるということです。
整形外科の診察で
「筋肉をつけましょう」と言われることがあります。
これは、ただの筋トレのすすめではありません。
実は、
「今の痛みは、筋力の低下によって引き起こされています。
だから筋肉をつけて、痛みを改善しましょう👨⚕️」
というメッセージが込められています。
言い換えれば、筋力が十分にあれば、
感じずに済んだ痛みがたくさんあるということ。
ヒアルロン酸注射💉や湿布🩹、
痛み止め💊なども対症療法としては有効ですが、
根本的な解決には“筋肉をつけること”が欠かせません💪💪
最後に…
筋肉が衰えてしまう前に、
最低でも1日8000歩を目安に歩くことを習慣化するだけで、
将来的な痛みや不調を防げる可能性があります。
さて、今日は何歩歩きましたか?
スマートフォンの歩数計などを活用して、
ぜひ“自分の健康度”を見直してみてください🌞🌞