MCIって聞いたことありますか?
[2024.06.05]
皆さんが一度は耳にしたことのある
アルツハイマー型認知症の発症は
「血管の老化」や「神経毒性物質であるアミロイドβの蓄積」が原因とされています。
MCIとは
軽度認知障害(健常な状態と認知症の中間の状態)と言い、
認知症の手前の段階を指しています。
MCIスクリーニング検査では、
その血管の老化やアミロイドβの蓄積に関与するタンパク質の血中量を測ることで、
現在のMCIの可能性・将来のリスクがわかる検査です。
MCIの状態が5年ほど継続すると
半数以上の人が認知症に移行すると言われています。
一方、MCIの段階で適切な予防(生活習慣の見直しなど)を行うことで、
認知症への移行を食い止めることもできます。
認知症なんてまだ私には関係ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、
認知症は発症前の20〜30年前からの生活習慣が大きく影響すると言われているため、
40歳以上の方はぜひ一度検査を受けられることをおすすめします。
当院では6月よりMCIスクリーニング検査を開始いたしました。
検査は保険適応外となっています。
詳細はお気軽にスタッフにお声がけください。