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走る時の痛み

[2021.03.03]

2021年3月14日に名古屋ウィメンズマラソンが行われます。

コロナ感染により、今年は歩道からの選手応援が中止となりました。

名古屋の人々に親しまれている3月恒例行事であり無事開始され、安心しました。

一般の人も参加することができ、

参加をめざしトレーニングをしていることと思います。

繰り返し走ると足に痛みが出ることがあり、

当院にご相談いただくことがあります。

参加だけではなく、完走を目指す人からすると

足の痛みは切実な問題です。

 

今回は走ることで、

痛みが出やすい症状についてお伝えします。

マラソンに限らず、スポーツをしている学生さんにも関連します。

代表的なものとしては

膝蓋腱炎、膝鵞足炎、腸脛靭帯炎、

シンスプリント・アキレス腱炎 有痛性外脛骨

足底腱膜炎、種子骨障害、肉離れ

各部位での疲労骨折等多数あります。
(詳細内容を知りたい方は,【上記の病名 日本整形外科学会】で検索して下さい。

 

その中でも多いものに絞り

部位を

膝周囲、足関節首位、足底部 

に分けてみました。

 

膝の痛み 膝蓋靭帯炎、膝鵞足炎、腸脛靭帯炎

 

 右の膝周囲柄画像の番号と関連する病名

  ①②膝蓋靭帯炎しつがい

    膝の中央

  ③ 膝鵞足炎がそく       

    膝の内側

  ④ 腸脛靭帯炎ちょうけい

    膝の外側

 

レントゲン、エコー検査から、明らかな問題がない時は、

靭帯、筋肉などの柔らかい組織に原因があります。

 

軟骨変性、半月板からの痛みあは確認する必要があります。

①から④とは治療方針、検査内容など異なってきます。

①から④では軟部組織と筋肉付着部、刺激を受ける部位に炎症が

おきます。このために、内服、シップ、軟膏を

使います。相談の結果、

トリガーポイント注射を行うことがあります。

また、機能向上のために、ストレッチを実際に行い、正しく自分で自宅などで

行えるように指導します。テーピングなどにより、日常生活、運動時において

局所への負担を軽減を実践します。

 

足の痛み

アキレス腱部の痛みについて。

 

アキレス腱炎

アキレス腱周囲炎

アキレス腱部の痛み、足底の痛み

アキレス腱への負荷の増加、回数が増えることで、使いすぎ症候群が起きあてきます。おきる理由としては、ランニング動作の前後で足にかかる負担が変化することが言われている。足低にかかる負荷が、接地動作の前半と後半でアキレス腱にねじれが起きるためです。その繰り返しにより、アキレス腱に細かい断裂が起きることで、ランニング動作でおきると考えられています。

 

アキレス腱自体とアキレス腱周囲に炎症が起きるものがあります。

この痛みが慢性化することが時にあります。

これは、アキレス腱とその周囲組織の間にある組織(パラテノン)が変性をおこし、結果として回復が不十分になると考えられています。 

アキレス腱部の痛みを繰り返すことになります。

腱の線維の損傷せれて起きます。ふくらはぎの筋肉に負担がかかります。

下腿三頭筋の機能を高めることが大切です。

 

アキレス腱の痛みの中には、アキレス腱自体の時が多いですが、アキレス腱ではなく足関節の内側や外側の筋腱炎が原因の時があります。

 

治療、ケア方法について

 

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