脊椎圧迫骨折ってご存知ですか?
突然ですが、
高齢者に多い四つの骨折をご存知ですか?
- 大腿骨頸部骨折
- 上腕骨近位端骨折
- 圧迫骨折
- 橈骨遠位端骨折
3月1日に掲載した「骨折を防ぐには…」というブログで
四大骨折の種類については少し説明しました。
ご覧いただけましたでしょうか?
今回はその中から脊椎の圧迫骨折について
説明させていただこうと思います。
圧迫骨折とは、
転倒や尻もちなどで起こりやすい背骨の骨折の事で
骨が押しつぶされるような変形をします。
「脊椎椎体骨折」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる (joa.or.jp)
最近よく耳にする「いつのまにか骨折」も
背骨の圧迫骨折の事を言います。
腰が痛くなるようなきっかけがないにもかかわらず
腰の痛みが続いている場合に
レントゲン検査をしたら骨折をしていたなんてこともあります。
原因の一つとしては、
骨粗鬆症で骨密度が低いこと。
骨密度が低下していると
少しの衝撃で骨折を起こしてしまう可能性があります。
予防のためには定期的に骨密度の検査を行い、
骨密度が低下している場合には
内服薬や注射などでの治療が必要となります。
骨密度が低くなくても圧迫骨折を起こすことはありますが、
1度圧迫骨折を起こすと骨折のリスクが高まるので、
再骨折予防のために、骨粗鬆症の治療をすることもあります。
圧迫骨折が見つかったら、
負担のかかる前傾姿勢を制限するために
まずコルセットやギプスでの固定を行います。
治療をしないと
骨が大きくつぶれてしまう可能性があるため、
一定期間はしっかりコルセット着用することが大切です。
骨折が治った後も気を付けることはたくさん!!
長期間コルセットで固定をしていたことにより
体幹まわりの筋肉が弱くなり、
骨折部は安定していても
筋力低下により腰痛が起こすことがあります。
体幹筋力強化のためにも、
リハビリを提案させていただくことがあります。
ご希望の方は、診察にてご相談ください。
今回は高齢者に多い圧迫骨折についてご説明しましたが
骨折を防ぐためには骨を強くしていくことが大切です。
食事や運動、日光浴など
骨のためにできることはたくさん!
骨の為に時間を使ってみるのはどうでしょうか😊
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🦶体外衝撃波のご案内🦶
当院では体外衝撃波での治療も行っております。
体外衝撃波とは、非連続性の圧力波を患部に照射することで、
疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に有効性があるとされ、
欧米では低侵襲で安全かつ有効な治療として、スポーツ選手を中心に広く用いられています。
〈対象疾患〉
・アキレス腱炎
・シンスプリント
・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
・石灰沈着性腱板炎 など
※適応疾患については診察にてご相談ください。
〈施術料金〉
自費
初 回:15,000円
2回目以降:8,000円
健康保険適応(3回セット)
10割:50,000円
3割:15,000円
1割:5,000円
※足底筋膜炎の治療を当院で開始してから6か月以上経過している方のみ適応
※自費で体外衝撃波を行った場合、同日に診察はできません。