リハビリ通信12 外反母趾
[2020.05.20]
~外反母趾~
京命クリニックです。
第12回の京命クリニックリハビリ通信は「外反母趾」についてです。
外反母趾とは
外反母趾では、足の親指が人差し指のほうに『くの字』に変形し、付け根の突き出した部分に痛みが出ます。そこが靴に当たるなどして炎症を起こし、悪化すると靴を履いていなくても痛むようになります。
サポーター、テーピング療法
親指の偏位を抑え正常な位置に戻すためにサポーターでの治療があります。
また扁平足も合併している方はテーピングでの固定をお勧めします。
①土踏まずを持ち上げて
②親指を正しい方向に誘導します。
次に悪化予防のための運動療法についてです。
足の指の運動を行いましょう
それぞれの指がしっかり開くように動かしましょう。
行いにくい場合は手でサポートしてあげましょう。
最後に外反母趾に対する東洋医学的治療についてです。
●三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしから膝に向かい指4本分のところにあるツボです。
約1cm奥にある筋肉を狙い指圧やお灸などを使用し凝り固まった筋肉を緩めることで痛みの緩和につながります。女性疾患によく使用するツボでもあります。
今回はここまでとなります。次回は11月発行予定です。