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リハビリ通信11 テニス肘

[2020.05.20]

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~テニス肘~ 手先をつかわれる方に非常に多い症状です!!

京命クリニックです。
第11回京命クリニックリハビリ通信は 「テニス肘」ついてです。

テニス肘とは?

テニス肘(上腕骨(じょうわんこつ)外側上顆炎(がいそくじょうかえん)とは、名前の通りテニスの動作(とくにバックハンドの動作)を多く行った時に肘に痛みの症状が出る状態です。

また、テニスの動作だけでなく、重い物を持った時やタオルを絞る動作、ドアノブを回したときなどでも痛みが出ることがあります。仕事等だけではなくよく行う日常生活動作で簡単に痛みが誘発されてしまいます。そのため症状が長引く事が多いです。

どうしたらよいのか、治療法についていくつか紹介していきます。

◎テーピング

肘の外側から手首にかけて走っている筋に対して、①負担を軽減させる目的でテーピングを行います。更に、②骨に付着する腱の牽引力を軽減させるため、肘より少し下から(★)グルッと巻きます。

見た目は大袈裟ですが効果の高いテーピングです。テープを引っ張る強さや巻いた時の強さなど個々で調整する必要がありますので、興味のある方は一度医師にご相談ください。

※日常生活をする上でのテーピングになります。スポーツをする際は強度が弱い場合がございます

続いて運動療法についてです。

前腕の筋肉をストレッチしよう

ゆっくりと呼吸をしながら痛くない程度で
10秒かけて腕を伸ばしましょう。

最後にテニス肘に対する鍼灸治療(当院横Blue Zoneで行うこと)について紹介をします。 (※症状によって施術方法も変わってきます。)

◎だるさや熱感がある場合→鍼治療

◎熱感がない場合→灸

痛みを感じる部分に関係する筋肉に対し筋肉の緊張を除去することにより痛みを緩和する目的で鍼を刺し約10分置鍼、場合によっては鍼に低周波装置を使い通電刺激を施すこともあります。

灸に関しては予防効果もあるためご自身でも行うことが出来るので施灸場所などは施術者から指導を受けてください。

おススメのツボ

曲池(きょくち):ご自身でゆっくり指圧、症状に応じてお灸も効果的です。

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今回はここまでとなります。次回は9月発行予定です。

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