整形外科 京命クリニック

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その肩こり、ただの肩こりですか?

突然ですが、皆さんは「肩こり」を感じることはありませんか?

 

「デスクワークをしていると肩が重い…」
「スマートフォンを長時間見ていると首から肩が痛くなる…」
「朝起きると肩や首がガチガチ…」

このような経験がある方も多いのではないでしょうか?

肩こりは、日常生活の中でも非常に身近な症状のひとつです。

特に、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、在宅勤務やパソコン作業の増加など、生活スタイルが大きく変化しました。

長時間同じ姿勢で過ごす時間が増えたことで、肩こりや腰痛など、身体の不調を感じる方も増えました。

現在では働き方が変化してきていますが、パソコンやスマートフォンを使う時間が長い生活は続いています。

そのため、肩こりを「仕方がないもの」とあきらめるのではなく、日頃から予防やセルフケアを意識することが大切です。

今回は、そんな身近な「肩こり」について、少し詳しくお話しします😊

🏠 なぜ肩はこりやすいのでしょうか?

実は、肩関節は人間の関節の中でも非常に自由度が高い関節です。

腕を前後左右、さまざまな方向に動かすことができる一方で、腕は肩から「ぶら下がる」ような構造になっています。

そのため、腕の重さを支えたり、腕を動かしたりするために、首から肩周辺の筋肉には日常的に負担がかかっています。

肩周辺には、

・僧帽筋(そうぼうきん)
・肩甲挙筋(けんこうきょきん)
・菱形筋(りょうけいきん)
・三角筋(さんかくきん)

など、さまざまな筋肉があります。

これらの筋肉が長時間緊張した状態になると、筋肉の血流が悪くなったり、疲労物質が蓄積したりすることで、重だるさや痛みなどの「肩こり」を感じることがあります。

💻 肩こりが起こりやすい生活とは?

肩こりは、特定の病気がなくても、日常生活の習慣によって起こることがあります。

例えば、

☑ 長時間のデスクワーク
☑ パソコンやスマートフォンの長時間使用
☑ 長時間同じ姿勢をとる
☑ 猫背など姿勢が悪い
☑ 同じ動作を繰り返す仕事
☑ 重いものを持つ作業
☑ 運動不足
☑ 精神的なストレス

などです。

特にパソコン作業では、画面を見るために頭が前に出たり、肩が前に入り込んだりしやすくなります。

頭は意外と重いため、頭が前に出た姿勢が長時間続くと、首や肩周辺の筋肉に負担がかかります。

「仕事中はほとんど同じ姿勢」という方は、肩こり予防のためにも、こまめに姿勢を変えたり、肩や首を動かしたりすることを意識してみましょう✨

🧘 肩こり予防のポイント

肩こりを予防するためには、「肩をもむ」だけではなく、普段の生活を見直すことも大切です。

例えば、

・30~60分に一度は姿勢を変える
・肩や肩甲骨をゆっくり動かす
・パソコン画面の高さや椅子の位置を調整する
・スマートフォンを長時間見続けない
・適度に運動する
・十分な睡眠をとる
・ストレスをため込まない

など、できることから始めてみましょう。

肩や肩甲骨を動かす簡単な体操を、仕事や家事の合間に取り入れるのもおすすめです。

⚠️ 「いつもの肩こり」と思っていても…

ここで注意していただきたいのが、肩や首の痛みが必ずしも筋肉だけが原因とは限らないということです。

肩こりのような症状の中には、首の疾患や肩関節の病気だけでなく、神経、血管、心臓、肺など、別の病気が関係している場合があります。

例えば、

・首の神経が圧迫されている
・肩関節の疾患
・胸郭出口症候群
・リウマチ性疾患
・心臓や肺の病気
・神経の病気

などでも、首や肩周辺に痛みや違和感が出ることがあります。

また、精神的なストレスや睡眠不足などが、肩こりを悪化させることもあります。

🚨 このような症状がある場合は注意しましょう

特に、

🔸突然発症した強い痛み
🔸今まで経験したことのないような痛み
🔸胸の痛みや息苦しさを伴う
🔸腕や手のしびれ、力が入りにくい
🔸発熱などを伴う
🔸安静にしていても強い痛みが続く
🔸症状がどんどん悪化している
🔸転倒や事故などの後から痛みが出た

といった場合は、「いつもの肩こり」と自己判断せず、医療機関へ相談することが大切です。

🌿 肩こりは「我慢するもの」ではありません

肩こりはとても身近な症状だからこそ、「いつものことだから」と我慢してしまう方も少なくありません。

しかし、肩こりの原因は人によってさまざまです。

姿勢や運動不足、長時間のデスクワークなど、生活習慣を見直すことで改善が期待できる場合もあれば、治療が必要な疾患が隠れている場合もあります。

「肩が重い」「首が痛い」という症状が長く続いている方は、一度ご自身の生活習慣や姿勢を振り返ってみましょう。

そして、痛みが長引く場合や、しびれなどの症状を伴う場合は、無理に我慢せずご相談ください。

毎日のちょっとした意識が、肩こり予防につながります😊

京命クリニックでは、患者さん一人ひとりの症状や生活背景を確認しながら、必要に応じて治療やリハビリテーションをご案内しています。

「肩こりくらいで病院に行っていいのかな?」と思わず、気になる症状があればお気軽にご相談ください。