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京命ブログ

骨折を防ぐには…(2023.03.01更新)

中日ドラゴンズの岡田俊哉投手(31)が

2月22日、北谷で行われた楽天との練習試合中、

マウンドで転倒して救急搬送されました。

 

 

 

 

 

 

 

出典:Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/8784f6ffdb39f330ba8838fadf763b76079f83f5

 

診断名は「大腿骨骨折」

 

 

パフォーマンスを上げるために、

日頃から厳しいトレーニングをして

入念に体のケアやストレッチをしているプロスポーツ選手でも

激しいストレスが急激に加わり、骨折させたことに驚きを隠せません。

 

 

骨折を防ぐにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

 

 

 

骨密度を下げないこと、転ばないこと

 

高齢者の骨折で多いのが

・橈骨遠位端骨折

・上腕骨近位端骨折

・脊椎圧迫骨折

・大腿骨頸部骨折  と言われています。

 

この4つの骨折に共通しているのは

1.骨密度が低下していること

2.転倒によって受傷するということ

 

この2つの共通点があります。

 

 

この共通点の厄介なところは

今すぐに改善できないというところです。

 

 

骨密度がすぐに上げること、

今すぐに転倒しないようにすることは非常に困難です。

 

 

つまりは、

 

起きてしまってから対応するのではなく、

起きる前に対応しておく必要があります。

 

 

なにごとも事後対応ではなく事前対応で予防することが大切です。

 

 

 

よく食べて、よく動いて、よく寝る

 

 

具体的にどんな予防ができるのか?

 

いたって簡単なことで

この記事を読んでくださっている皆さんも聞いたことがあるはずです。

 

 

それは

①栄養価の高いものをしっかり食べる

②適度に運動する

③しっかり身体を休める

 

 

 ①栄養価の高いものをしっかり食べる

 

骨を作るためにはカルシウムが必要で、

その吸収を助けるにはビタミンDを摂ることが大切です

 

そして、転倒を防ぐためには筋肉が必要で

筋肉をつける・維持するためにはタンパク質を摂ることが大切です。

タンパク質を分解して体内に吸収されるようにするためには

ビタミンB6やB12が必要になります。

 

ビタミンはほとんど体内で合成されないので、

栄養価の高いものをまんべんなく食べて摂取することが大切です。

 

 

②適度に運動する

 

 運動は筋肉の為だけではないんです。

 

 

運動することによって骨に刺激が入ります。

 

歩くときは踵から地面に接地しています。

その踵が接地するときの衝撃が、適度な刺激となって

骨が活性化されて骨密度を上げようと働きます。

 

骨のためにも筋肉のためにも散歩はとても大切ですね。

 

 

③しっかり身体を休める

 

運動しっぱなしでは筋力はつかないんです。

 

以前お話ししたように

運動した後はしっかりと身体を休め、

栄養を摂ることで

筋肉の成長を促すことができます

 

また、夜しっかり就寝して身体を休めると

翌朝の目覚めがよくなります。

 

朝起きて、太陽の光を浴びることで

腸の働きが良くなったり、

骨密度をあげるのに役立つビタミンDや

幸せ感情のもとになるセロトニンがたくさん生成されるので

健康に良いことばかりですね。

 

 

この3つを意識して

骨密度低下や転倒に気を付けていきましょう

 

 

今回、怪我をされた岡田俊哉投手は

骨密度が低かったり、筋力が少ないなんて事はないでしょう。

 

どれがだけ身体能力の高いプロの身体でも

打ちどころが悪いと骨折を引き起こしてしまいます。

 

岡田俊哉投手はその後手術をされたそうです。

1日でも早い復帰を心から応援しております。

 

 

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