京命ブログ
香りがもたらす効果(2022.10.15更新) 皆さんには思い出の香りはありますか? 私はキンモクセイの香りがすると 子供を自転車の後部座席に乗せて 通園していた楽しい風景を思い出します。 良い記憶と結びついた匂いには 脳や身体を活性化させて 健康状態を改善させる効果があるとのこと。 好きな香りに包まれることで 自律神経が落ち着き、 ストレス解消や良質な睡眠につながるため 疲労回復のも効果がありそうですね。 アロマテラピーが認知症の改善に注目されているのはご存じでしょうか? アロマテラピーとは 植物や果実から採取される精油を使った「芳香療法」です。 皆さんも夕飯のにおいや雨のにおい、花の香りで 記憶が蘇ることはありませんか? 実は認知症は 記憶障害から始まると思っている方が多いと思いますが嗅覚から衰えてきます。 匂いは直接海馬のある大脳辺縁系へと届き、 匂いを刺激として与えることで 海馬で新しい神経細胞が作られることが促進されます。 そこから認知機能改善をもたらすのでは、と研究発表もされています。 ではたくさんの種類の中から何を選べばいいのか? 朝はローズマリーとレモンを2:1の配合で 夜はラベンダーとオレンジを2:1の配合で2~3時間嗅ぐと良いとされています。 ディフューザーなど本格的なものがなくとも 熱湯といれたマグカップにいれても大丈夫です。 そんなに時間がないよ、という方はハンカチに精油を垂らすのはどうでしょうか? 当院のブルーゾーン第2治療室でも アロマを使った治療を取り入れています。 クリニックでも使用しているユーカリやオレンジのアロマを使用して マッサージの施術を行います。 睡眠不足、肩こりなどにお悩みの方、 アロママッサージにご興味ある方は、 ぜひスタッフまで!! キンモクセイの香る癒しの季節、 好きな匂いを身に着けて 日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?