いつまで運動しない選択をし続けますか?
スポーツ庁の令和5年の調査によると、
20歳以上で「週1日以上」運動・スポーツを行っている人の割合(=スポーツ実施率)は 52.0%(前年より0.3ポイント減)。
男女別では、
男性が 54.7%(前年より0.3ポイント増)、
女性が 49.4%(前年より0.8ポイント減) と、
引き続き女性の方が低い結果でした。
また、年代別では 20代~50代の働く世代の実施率が特に低く、
「運動の必要性は感じているけど、実際にはできていない」
そんな人が非常に多いのが現実です。
さらに驚くのは、
1日30分以上の軽い運動を週2回以上、
1年以上続けている人の割合が
わずか 27.3% しかいないということ!(スポーツ庁調査より)
4人に1人しか“運動習慣がある”とは言えないのです。
『筋肉は急にはつかない』
「何もしていないのに急に痛くなった」
そう言って整形外科を受診される方が本当に多いです。
でも実際には、
『何もしていないのに』ではなく
『何もしていなかったから』痛みが出た のです。
筋肉は使わなければ少しずつ衰えます。
筋力が落ちると関節や別の筋肉に負担がかかり、
その状態で日々の動作を続けることで、
“チリも積もれば山となる”ように痛みが生じてしまうのです。
そして大切なのは
筋肉はどんなに頑張っても、
運動を始めて3ヶ月目からしかつき始めません。
つまり「早く始めた人が勝ち」です!
『寒いから動けない』はただの言い訳
朝晩が冷え込む季節になりました。
つい「寒いから今日はやめておこう」と思ってしまいますが、
実はこの時期こそ身体を動かすチャンスなんです。
運動は特別な場所でしなくても大丈夫。
たとえば…
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エレベーターを使わず階段をのぼる
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スーパーの中を少し遠回りして歩く
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テレビを見ながらストレッチ
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歯磨きをしながらかかと上げ運動
ちょっとした工夫で、日常の中に運動を取り入れられます。
「時間がない」「寒いから動けない」
そう言っている間にも、
痛くても忙しくても“自分の身体に投資している人”は確実に存在します。
今日から、あなたはどんな運動を始めますか?
未来の自分のために、“動く”という選択をしてみましょう💪

